ウエスタンブーツの名称


ウエスタンブーツの各部名称

【ウエスタンブーツ名称】

1・ビーディング  (BEADING)
2・スキャロップドトップ (SCALLOPS)
3・プルストラップ  (PULL STRAPS)
4・ライニング  (LINING)
5・前 シャフト  (FRONT QUARTER)
6・後 シャフト  (BACK QUARTER)
7・サイドウェルト  (SIDE WELT)
8・刺繍  (STITCH)
9・タン  (TAN)
10・ヴァンプ  (VAMP)
11・トゥ  (TOE BOX)
12・カウンター  (COUNTER)
13・グッドイヤーウェルト (GOODYEAR WELT)
14・中敷  (INSOLE)
15・シャンク  (SHANK)
16・ラウンド  (RAND)
17・本底  (OUT SOLE)
18・ヒール  (HEEL BASE)
19・ヒールトップ  (HEEL CAP)
20・ヒールパッド  (HEEL PAD)

 

【ワークブーツとドレスブーツ】

ウェスタンブーツには大きく分けて二種類のタイプとして、ワークブーツ、ドレスブーツです。

ワークブーツは機能性に秀でたブーツで、用途に適した実用性が重視されます。
革には必ず強く丈夫なものが使われ、スタイルはシャフトを通常の4ピースタイプにするものと、 2ピースタイプのフルウェリントンと呼ばれるものがあります。

ドレスブーツは、英語で表現されるところの “フォーショウ(for show)”、要するに見た目に重きをおいたブーツで、 革にはトカゲ・ヘビ・ワニ・などのデリケートなものから幅広く使われます。

耐久力は当然ワークブーツが勝り、価格は全体的に見てドレスブーツが勝ります。
しかしながらドレスブーツが弱いものだというわけではなく、ちょっとした手入れさえ定期的に行えば、これも耐久性に優れたものなのです。

【ファクトリーブーツとカスタムブーツ】

ファクトリーブーツとは量産ブーツの事で、価格も安くお求めやすいのですがメリットです。
デメリットはヒールやトウボックスなどにコストを下げるためにコストの安い材料を全体に使っています。
よって、劣化が速かったり、リペア(修理)の方がブーツ価格より高くなる場合があります。
その他、手間を省くためのコンピュータ制御のステッチ、機械を使ったラスティングなど、半マシンメイドな部分が多く見受けられるのが特徴的です。

カスタムブーツとは、それぞれのブーツメーカー(ブーツ職人)によって手法が少しづつ異なり、一概に特徴づけるのは難しいのですが、 ファクトリーブーツに近寄った手法のものから、18世紀の手法をそのまま用いた作り方まで様々です。

18世紀の手法とは現代の手法で使われる、鉄のくぎ・紙・プラスティックなどは一切使わず、ヒールは一枚一枚、積み革を重ねていくなど、 ディティールにわたり手の込んだ方法をとる非常に時間のかかる作業を積み重ねて行く手法のことです。
これはいたずらに時間をかけていく作業ではなく、鉄のくぎは腐って革をだめにするので使わないなどの機能追求に基づいた作り方なのです。